第十八話 吃の又平 上の巻
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 かねよの奥座敷に「又平」と言う部屋があるのじゃが・・・
この又平のいわれは江戸時代に異端の絵師として独自の絵を描いた 岩佐又兵衛 通称
「吃の又平」が暮らしたとされる又平小屋だそうじゃー!
 又平は戦国武将、荒木村重の側室の末子として生まれ 幼少の頃 織田信長による荒木一族の処刑を母方の性である岩佐を名乗ることで免れ成人して絵師の道を歩んだのじゃが・・
又平は当時、画壇を支配しておった狩野派や土佐派の流儀に属さずお抱えの絵師にもならず自由な絵を描いておったのじゃなぁー
その為暮らしは裕福とは程遠いものじゃったようじゃ!

この地でわし(鬼の念仏)や彼女(藤娘)その他大津絵オールスターズを描いて生計を立てておったそうじゃ!  いわゆるわしらの育ての親だったんじゃなぁー

その又平も徳川家康に見込まれ、将軍家光にあっては川越の東照宮の為に絵を描くことを要請され晩年になりようやく花開いて江戸で生涯を閉じたそうじゃ
その又平の名を一躍有名にしたのが近松門左衛門作の絵師又平を主人公にした浄瑠璃
「傾城反魂香」は平成のこの世にも受け継がれておるのじゃ!
この傾城反魂香(けいせいはんごうこう)次回又詳しく解説するとしょうぞ!
  今日はもう疲れたわい!
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by kaneyo01 | 2006-11-04 15:41 | 鬼の念仏