人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 丑の日 ステンドグラスdeかねよⅢ >>

花降り

花降り_c0078659_23113064.jpg
道浦母都子さん作「花降り」です。
小説の中に「かねよ」が登場しているとお客様が教えてくれました。作者は、歌人だそうで、章ごとに一つの和歌から、物語が紡ぎだされていく趣向になっています。時代背景は、京津線がまだ地下鉄に乗り入れる前、路上を走っている頃のお話です。道ならぬ恋の二人が、懐かしい二両編成の京阪電車に乗って、大谷まで来るというくだりでした。今は、もうなくなってしまった「日ノ岡」駅なども出てきて、懐かしく感じました。時は、春の盛り・・・満開の桜を見る為、二人は、「かねよ」を訪れたのです・・・。



花降り_c0078659_23462290.jpg

花降り_c0078659_23363662.jpg










花降り_c0078659_234488.jpg











花降り_c0078659_23561561.jpg

人の心に深い闇があるなら、狂おしいまでに切ない恋心は、とめどなく散り急ぐ満開の桜の花のように、とどめようもなく花の下を流れる深く暗い川の流れに、身を任すほか術はないのか。そうであるなら、つかの間の逢瀬に、かねよを訪れたとすれば、あの部屋の中で、二人の濃密で静謐な時が流れていったのではないか・・・。などと妄想が膨らむのは、桜の花の持つ妖しさのせいでしょうか。  というわけで、三井寺と琵琶湖疏水のライトアップをアップしてみました。
蛇足ながら、本の中では、琵琶湖の水を直接に引いたとあるのですが、鬼のブログでも紹介してるように、音羽山系の沢水なんですが・・・。
by kaneyo01 | 2007-07-14 00:10 | かねよの記事・TV紹介
<< 丑の日 ステンドグラスdeかねよⅢ >>